「第5回AKB48選抜総選挙」で1位に輝いたHKT48の指原莉乃（20）が初センターを務める、AKB48の32ndシングル『恋するフォーチュンクッキー』（8月21日発売）が29日、TBS系音楽特番『音楽の日』で初披露された。

　新曲の決定までには、秋元康総合プロデューサーから初センターの曲名が「びっくり音頭」に決まったなど、指原を驚かせるようなエピソードもあったが、指原は緊張の空気が流れる生放送で見事センターデビューを飾った。

　歌唱直後、「緊張した〜！　だって、初めてですもん。人（メンバー）が前にいない環境で歌うのは」とお腹をおさえながらも、無事に歌い終えて安堵の表情。大島も「（指原の）緊張が伝わってきたけど、でも前に人がいないのもわかる」とフォローし、最後は「でも全然、大丈夫だったよ」と指原に笑顔を向けた。

　みんなで“歌って踊れる”80年代ディスコ調のダンスナンバーの同曲を、総選挙で初選抜入りした島崎遥香（19）、山本彩（19）、須田亜香里（21）、渡辺美優紀（19）を含めた16人で熱唱したほか、過去2年の総選挙選抜シングル「フライングゲット」（2010年）と「ギンガムチェック」（2011年）の2曲もメドレーで披露した。

　歌の力を通して震災復興を願い、日本を元気づけるというメッセージをおくる同番組。3年目を迎えた今年は、音楽番組史上最長となる午後2時から翌朝5時まで（途中ニュースあり）と13時間超えの生放送。これまで45組が最高だったアーティスト数も大幅に拡大。SMAP、いきものがかり、石川さゆり、加山雄三、華原朋美、Kis-My-Ft2、きゃりーぱみゅぱみゅ、コブクロ、TRF、森高千里、山下智久、ゆずら幅広いジャンルのアーティストが約80組参加している。